【ギャンブル依存症】祖父・祖母へ伝える
こんにちは、GIN(弟)です。
家族皆の財産を勝手に消費してしまった事はこちらの記事でご報告した通り。
実はその後に、祖父・祖母にもこの事実を報告している。(報告と言えるかは疑問だが・・)
私と母にその事実(お金を使ってしまった事)を告げた後、兄(KIN)は自室に閉じこもってしまった。
仕方ないので自分が祖父母の所へ行き、兄(KIN)に託した財産が既に無い事を報告した。

祖父母とも高齢であったため、それで直ぐに取り乱して、という事はなかったが、
どういった経緯でそうなったのかを知りたいと言った。当然である。
【ギャンブル依存症】兄(KIN)の部屋へ
GIN(弟)と祖父母の3人で兄(KIN)の部屋へ押しかけた。
すると兄(KIN)は自分のベッドの横たわり、なんとゲームをしていた。
前回の記事通り、本当に平常運転。
周囲の天候は未曽有の荒れ模様なのだが、兄(KIN)だけは圧倒的平常運航だ。


横になってゲームをしたまま、面倒くさそうに答えた。
全くもって大勢に影響なしだ。
結局20~30分ほどだろうか、兄(KIN)の部屋でなぜなぜ問答が繰り返されたが、
結局は前の話の通りで「FXで・・」という事を繰り返すだけ。
進まない話に愛想を尽かした祖父母は諦めて部屋を出た。
【ギャンブル依存症】謝罪の言葉は無かった
家族皆、誰一人納得していないだろうが、自分も全く納得できずにいた。
しかしGINはこの時、仕事で東京に赴任中であったため、時間的制約もあり、しぶしぶ実家を後にする他なかった。
いかなる理由があっても、家族とはいえ他の人のお金を使い込んでしまった事にも腹が立ったが
なにより、その事実に対して、真摯に説明をしない兄(KIN)に対して腹が立った。
「こういう経緯でこうなってしまい、本当に申し訳ない。二度と同じ過ちは繰り返さないので許して下さい。」
などといった謝罪があればまだ理解できたのだが・・
【ギャンブル依存症】家族・周囲への影響が大きい依存症
この時も含めて、以降、兄(KIN)に対して何度も手を上げたい衝動に駆られたが、その度に何とか自分を抑えている。
・・つもりであるが、もしかしたら何回か接触した事があったかもしれない。(思いっきり殴ったりとかは絶対にないが。)
ただ母は、この事実が判明した時に兄(KIN)の顔を平手打ちした事があったらしい。
以前の記事でも紹介したが、金融機関に勤める兄(KIN)の事を思って家族全員の財産を彼に預けたのだ。
それをこのような形で裏切られ、本当に心底がっかりし、失望したのだろう。気持ちは十二分に理解できる。
無念で、残念で仕方ないのだが、本人だけでなく家族にも大きな影響を与え、周囲の信頼を裏切るのが「ギャンブル依存症」なのである。
ちなみに孫に自分の全財産を散財された祖父は昨年末、亡くなった。
祖父が最後まで、兄(KIN)の現状を気に掛けていたが、兄(KIN)はその祖父に対し何を思うのだろう。
失ったお金もそうだが、時間も取り戻すことはできない。
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