【ギャンブル依存症】家族が金融機関に勤めるって?
こんにちは、GIN(弟)です。
先の記事、「ギャンブル依存症が分かるまで」の続きです。
当時、兄(KIN)は地元の中小規模の金融機関に勤めていた。
当時というのも、現在は別の会社に移っているから。(経緯は別記事で記載予定。)
プロフィールにも記載したが、兄(KIN)は高校卒業後、地元の公立大学の経済学部へ進学し、そのまま地元の金融機関に就職した。
地方の銀行や信用金庫の多くがそうだとは言い切れないが、(自分もそこまで金融業界に詳しい訳ではないので)地域密着型の金融機関というものはどうしてもその地域の人間を採用し、家族は勿論、親類縁者のツテで営業して各金融商品を売ったり、預金して貰ったりという事が良くあるケースだと思う。
そういった意味では我が家もご多分に漏れず、家族の預金のほとんどを兄(KIN)の努める金融機関に預金を集めたのである。
会社からの依頼もあったのかも知れないが、自分の家族が金融機関に勤めるのであれば、そこに預けたくなるのは当然かもしれない。
そして経済学部卒業、金融機関勤務である為、「金融のプロ」というイメージがあった。
【ギャンブル依存症】お金の管理を1人に任せるという事
よく、会社の経理部や金融機関職員の横領などのニュースを耳にすることがあるが、「あの人なら大丈夫」と任せきりにしていたパターン。これは本当に危険な行為で、常に少なくとも2人以上の人が管理・監視が出来る状況にしておかなければならないと思う。
大金を手にすると人はどうなるか分からない。今思うと兄(KIN)の場合、自分で努力せずに家族がお金を提供(預貯金としてではあるが)したため、勘違いしてしまった部分があるのかもしれない。
【ギャンブル依存症】質素倹約な田舎の小金持ち
また、うちは資産家というほどでは全くないが、代々続いている地方の家で正直そこそこの資産はあった方だと思う。
田舎のおじいちゃん・おばあちゃんが意外とお金持ちだった、という典型かもしれない。
田舎なので得られる収入は多くないが、都会に比べて物価も安く、何より趣味や娯楽などにお金を使う事もない。
そして祖父・祖母が農家だったため、日々の食事は家で採れた米や野菜を食べるという事も多く、客観的に過去を振り返ってみてもかなり質素倹約な家庭だったと思う。
とまぁそんな訳で、簡単に言うと、田舎の長男が金融機関に勤めたので、家族のお金を集約して預けましょう(願わくは上手に運用して増やしてね)という事になった訳だ。
その際、わざわざ他金融機関の定期預金等も解約して、とにかく集めた記憶がある。
この時集めた額がおよそ1億円。祖父・祖母が代々引き継いできた資産、祖父母が農業で稼いだお金、父母がサラリーマンをして稼いだお金、その多くを兄(KIN)の勤める金融機関の定期だったり普通預金に預け入れをしていた。
【ギャンブル依存症】お金の管理能力
また、なぜ「およそ」なのか。
恥ずかしい話だが、正確な金額は誰も分からない。GINの目から見ても我が家の金融リテラシーというか、それ以前の金の管理能力が圧倒的に低い。1億円というのは少なく見積もっての話で、それをゆうに超えてくる可能性もある。
預けられた方の兄(KIN)も預かった正確な額は把握できておらず(失ったお金なので正確な額は知りたくなかった?)、また預けた方の祖父母や父母も正確な額は把握していなかったという暴挙が判明している。
兄(KIN)はこの大金を、

と言っていたが、それもどこまで本当か分からない。
【ギャンブル依存症】で?結局なにに幾ら使ったの?
もしかしたら本人も、何に幾ら使ったのかを把握していないのかもしれない。
ギャンブル依存症の人はその辺のお金の管理が出来ていない、むしろ積極的に「しないようにしている」のかもしれない。
例えば先のFXの場合もそうだが、「投資」としてやる分であれば、「損益計算」がそれに伴う訳であるが、依存症の場合は勝っても、負けても関係なく、そのギャンブルをする行為・参加する行為自体が快感になってしまうのだと思う。
GINも株取引をやったことがあるので、FXについて追及したら、

と言った。
株やFXも基本は「投資」という世間一般の認識があるかもしれないが、いわゆる信用取引(借金)でレバレッジを効かせると完全に「ギャンブル」になる。掛け金も上げようと思えば当然、1000万でも1億でも取引が可能になるので、「FXで損害」という話はある程度信憑性は高いように思う。
じゃあFXをやる人がみんな1億負けるのか?いやそうではないはずだ。
FXだけに浪費した訳でない事は明白だと明言できる根拠というか、そこに至るまでの過程で思い付く動機がある。
それは皆さんのお住いの近くにも有るもの。
お分かりだろうか??そう、それは・・
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