【ギャンブル依存症】太陽光発電の家族会議
こんにちは、GIN(弟)です。
先の記事、「ギャンブル依存症が分かるまで」の続きです。
当時、GINは会社の転勤で東京で暮らしていた。
が、実家が大好きなGINはしょっちゅう地元に帰ってきていた。
「家族会議」と書いたが、実際はそこまで大袈裟なものでもなく、居間のテーブルで話をするような程度だったと記憶している。
実際、GINは自分にはあまりり関係のない事、程度で考えていて、その時も最初は隣の部屋にいて、マッタリと週末の実家のゆっくりした空気を満喫していた。
仮に太陽光発電をやる、という事になったとしても東京にいる自分はそこまで関与できるはずもなく、そんな大金もなければ出資もできず、農地の有効活用が出来ればいいんじゃない?というスタンスだった。
【ギャンブル依存症】忘れられない発言
隣の居間で話していた兄(KIN)と両親が話を始めて、20~30分くらい経った頃だろうか。
母の、

という声が聞こえた。
パソコンで文字にするだけだと簡単だが、実際の声はというと、絶望と驚きと信じられない、と言ったようなそんな感情が混じったような何とも表現し難い言い方で、それは今でもGINの頭にこびり付いている。
流石にただ事じゃない雰囲気を察したGINは居間へ行った。




そんな会話が繰り広げられていた。
その時の兄(KIN) の言葉・表情は一生忘れないだろう。
人が一生、身を粉にして働いて得られるかという金額を使ってしまったのか?という問いに対して、ハッキリと、「うん、ない」と答えたシーン。未だにGINの頭にフラッシュバックしている。
おそらくではあるが、莫大な額を使ってしまったのだ、いつかバレる日が来ると覚悟していたのだろう。
ここまで淡々と、普通でいられる事にGINはショックを受けたが、兎にも角にもKIN(兄)は本当に平常運転だった。
【ギャンブル依存症】家族の財産を知っていますか?
またこの時点では正確に幾ら消費してしまったのが、明確な金額は分かっていなかった。
皆さんは自分の預貯金や財産がどの程度あるのかは凡そ把握されているだろう。
ただ、家族の貯金・財産まで詳細に把握している人はどれだけいるだろうか。
遺産狙いの方や玉の輿狙いの恋人がいれば話は別だろうが、夫や妻の収入や財産を把握している人は意外と少ないという記事を読んだことがある。
専業主婦の方であれば、旦那の稼ぎや小遣いなど、財布の紐を握っているという方も多いかもしれないが、近年増えてきている共働き家庭は意外と、財布は別々だったり、それぞれ自由に管理しているパターンも多いように思う。
共働き家庭のGINも、妻の収入や貯金額等はあまり知らないし、知ったところでどうなるものでもないと思ってしまう。
そんな家庭が意外と多いのではないだろうか。
GINの実家も似たような状況で、いわゆる財務大臣と呼ばれるポジションの人間がいなかった。
いや、正確に言うと当時金融機関に勤めていた兄(KIN)がその役割を担っていた、と言うべきだろう。
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